【緊急署名】#優生保護法裁判大阪高裁判決に上告しないでください ご協力お願いします!
先日2月22日に、優生保護法裁判の大阪高裁判決が下されました。
地裁での判決がくつがえされ、原告の請求が認められました。これまでずっと除斥期間の壁に阻まれてきましたが、今回の判決では、「除斥期間の適用をそのまま認めることは、著しく正義・公平の理念に反する。」とし、除斥期間を適用せず、国の責任を認めています。
詳細はこちらの記事などをご覧ください。
旧優生保護法の不妊手術で国に賠償命令 全国で初めて 大阪高裁 | NHKニュース
「旧優生保護法は明らかに違憲」 強制不妊逆転勝訴、大阪高裁判決(要旨):朝日新聞デジタル (asahi.com)
この判決は画期的なものであり、私たちも大変うれしく思っています。これまでの闘いが、ひとつの成果を出しました。原告の命がけの闘いや原告とともに闘う人々の運動が司法を、社会を動かしたのです。
しかし、国は、この判決に不服がある場合、最高裁判所に上告することができます。裁判のやり直しを求めることができるのです。原告は高齢で、時間がありません。また、国が加害を認めず上告するということは、被害者を見殺しにし、差別を続けるということです。そんなことはさせてはなりません。
そこで、緊急署名 #優生保護法大阪高裁判決に上告しないでください を集めることにしました。この問題に関心を持ち、国が上告しないことを求めている人が多くいることを示したいと思います。
3/1に、弁護団らが国に要請書を提出する予定なので、それまでにできるだけたくさんの署名を集めておき、アピールしたいと思います。
今回はネットでの署名のみです。リンクはこちら
ぜひご協力をお願いします。
2/24 17:00から開始し、ここまでですでに1000人以上から賛同をいただきました。本当にありがとうございます。引き続き、賛同と拡散にご協力をお願いします。
旧優生保護法は、過去の問題ではありません。今も国との裁判が続いており被害者の尊厳が回復されていないからというだけでなく、国が優生保護法によって煽動し社会に広まった優生思想が現在でも根強くのこっているからです。
今回の判決を、優生思想や差別のない社会に向けて最大限生かせるように頑張っていきましょう!