【2019年宮城県議選】県条例・旧優生保護法『How do you think?』回答結果・分析
【2019年宮城県議選】優生保護法・県条例に関する公開アンケート調査『How do you think?』を実施しました!
私たち、「強制不妊訴訟 不当判決にともに立ち向かうプロジェクト」では、この度の宮城県議会議員選挙に合わせて、県条例、旧優生保護法に関する公開アンケート調査『How do you think?』を実施しました。アンケートの質問状の概要は次のとおりです。
質問状の送付対象
宮城県議員選挙立候補者(79名)のうち、連絡先がわかり、送付可能であった69名
質問状の送付方法
10月15日から17日にかけてメール、郵送、FAXにて送付
回答人数
15名(台風19号の対応で回答する時間が無い等の理由によりこのような人数となりました。)
主な質問項目(質問状全文は下部に掲載)
2.4月成立の一時金支給法について
3.5月28日の仙台地裁判決について
4.みやぎ障害者プランについて
宮城県は旧優生保護法による被害者が全国で二番目に多い都道府県であり、この法律の被害者が国を相手に争っている裁判が行われている地です。また、宮城県は「障害があっても安心して生活ができる地域社会の実現」を目指すとしています。私達は、このアンケート調査で、候補者が旧優生保護法や一時金支給法、国賠訴訟をどう捉えているのか、また、障害者差別のない社会づくりにどのような姿勢でいるのかを示し、皆さんに投票先を考える際の参考にしていただきたいと考えています。
これからの記事で、各政党及び候補者の回答結果をそれぞれ掲載していきます。ぜひ、候補者選択に参考にご覧ください!
以下、アンケート全文です。
続きを読む【2019年参院選 回答結果③】強制不妊手術実施件数 上位10都道府県(宮城県のぞく)選挙区候補者からの回答結果
この記事では、2019年参院選で当プロジェクトが実施した公開アンケート調査のうち、旧優生保護法下での強制不妊手術の実施件数 上位10都道府県(宮城県のぞく)の選挙区候補者からの回答結果を掲載します。
アンケート調査の概要については以下の記事をご覧ください。
また、各政党及び宮城選挙区の候補者からの回答結果は以下の記事をご覧ください。
優生手術の実施件数が多かった10都道府県(北海道、宮城県、岡山県、大分県、大阪府、静岡県、東京都、山形県、神奈川県、埼玉県)の選挙区選から立候補している候補者にアンケートを送付し、全81件中41件の回答をいただきました(*)。都道府県別の返答数は以下のとおりです。
- 北海道:9件中6件(安楽死制度を考える会1件を含む)
- 宮城県:3件中3件
- 岡山県:3件中2件
- 大分県:3件中0件
- 大阪府:12件中7件(日本維新の会2件、安楽死制度を考える会1件、計3件を含む)
- 静岡県:5件中3件
- 東京都:20件中10件(日本維新の会1件、れいわ新選組1件、安楽死制度を考える会2件の計4件を含む)
- 山形県:3件中2件
- 神奈川県:14件中4件(日本維新の会1件、安楽死制度を考える会1件、計2件を含む)
- 埼玉県:9件中4件(日本維新の会1件、安楽死制度を考える会1件、計2件を含む)
以下、宮城県の候補者3名を除く計27名(*)の回答全文を、手術件数の最も多かった北海道から順に掲載します。なお、返答のあった候補者についてのみ掲載しています。
(*)日本維新の会(5名)、れいわ新選組(1名)、安楽死制度を考える会(6名)の3政党に関しては、個別候補者の回答は政党・政治団体本部のものと同じ旨とのことでしたので、各政党・政治団体の見解をご参照ください。
(7月20日更新)7月19日付で回答のあった辻ひさたけ氏(公明党・大阪選挙区)の回答全文を追加掲載いたしました。上記回答件数は、7月16日時点のものとなります。
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